スコ......らぶ。 Personal Sco-logy
(ワタクシ的スコティッシュフォールド論)


まだ工事ちう....

◆ スコティッシュフォールドとの出会い  

「スコティッシュフォールド」という名前を初めて耳にしたのは、5年くらい前になると思います。
私がまだ息子を妊娠中の時分、ダンナ様とショッピングに出かけこの界隈では一番大きな市にあるペットショップで(癒されるためよく立ち寄っていました・・・)耳の折れたかわいいネコちゃんと出会いました。
ネコ好きのダンナはいづれ自分達の家を持ったら「ネコを飼いたい!」とずっと言っていました。
実は、私はどちらかといえば「ワンコ党」だったので「フ〜ン。」と答えるくらいの反応でしたが、この「耳の折れた」ネコちゃんを見た瞬間「ネコってこんなにかわいいんだ〜!」と初めて思いました。
お顔はまんまる、耳が小さくて折れている......そして身体全体に
ッチリ感が溢れていて、これがまたぬいぐるみに近いかわいらしさでなんとも愛らしい。
その上、このネコちゃんには今までの自分の中にあったネコのイメージを吹き飛ばす「人懐こさ」がありました。
「ネコを飼うならコイツだな....」とダンナが言ったとき、私もすっかり同じ気持ちになっていました。
それから約5年......自分達の家を持つことができました。
そして、念願のスコティッシュフォールドが我が家にやってきたのです。それが小羽です.....



◆◆ スコティッシュフォールドの性格(ウチの子編) ◆◆


一般的なスコティッシュフォールドの性格ではなく、ここでは「ウチの子」のお話をしますね。
2ニャン(小羽&健太)とも明るくてとにかく活発です。家に馴染むのも早くて人間が大好き!
構ってもらいたくていつもくっついて回ってます。
寝るときも人間たちのベッドにそれぞれのポジションを決めていて一緒に寝ています。
朝も私の目覚ましが鳴るのを合図に起きて一緒に1Fについてきます。
小羽はキッチンが大好き!流し台の上にも小羽専用のマグカップが置いてありそこでお水を飲みます。
さすがに健太はまだそこに上れないのでその様子を眺めながら、
「そこに行きたいよぉ〜」とでも言っているように鳴いてす^^;
3ニャン目の樹里くん(じゅり)はどうかな....


 折れ耳と立ち耳について  

スコティッシュフォールド(Scottish Fold)が突然変異で産まれたというお話は スコの飼い主さんだったら大抵はご存知だと思います。 多くのサイトやスコの本などで紹介されているので、ここでは敢えてお話はしません....
たまたま突然変異で産まれた仔猫ちゃんが始まりで現在のスコティッシュフォー ルド全体にこのネコちゃんの血が続いている事実を考えると感慨深いものです。
この祖先となるネコちゃんがかわいい子でなければ、スコの血は続いていないだ ろうな...とこれは自分の勝手な想像ですが。
スコティッシュフォールドといえば、まずは「折れ耳」というのが特徴としてあげられているだけに「折れ耳」しか存在しないと思われがちです。
実は私がそんな勘違いをしていた一人!
「スコを飼うぞぉ〜」という段になっていろいろなサイトで調べているうちに「立ち耳」のスコもいるということに気が付きました。 「立ち耳」はスコの中でもまれにしかいないのかと勘違いしていました。
よく調べてみると、「折れ耳」こそ、生まれてくる確率が低いと言うじゃないですか!
そして、お値段も「立ち耳」より「折れ耳」が高い....まあ、気に入った子だっ たらお値段は別にいいんですが!
ウチの場合は、「折れ耳」に拘るよりも第一はかわいい子。 それは誰しも同じだとおもいます^^;
そしてダンナさまの拘りとして「キャリコ」「レッドタビー」の子がいいというので毛色を重点的に探し始めました。
そこで希(まれ)に見る美しいキャリコ模様を持ったメス猫ちゃん、小羽と某サイトで出会いました。
小羽は完全な「立ち耳」の子でした。 「立ち耳」とはいえ、ガッシリした体つき、太くて短めの手足はスコだとすぐわ かります。 次に小羽のお婿さんとして迎えた子は、「折れ耳」の男の子....カメオタビーの健太です。
またさらにウチウチの話に外れてしまいますが、健太を購入する時にブリーダー さんのところできいた話になんとなく怒りを覚えたのです。
そのブリーダーさんのところに私が伺う前日に「スコの仔猫がほしい」といって 見学しにきた方がいたそうなのです。 たまたま私が購入することになっていた健太をサイトで見つけて「折れ耳のカメ オの子は?」ときくので「決まりました!」とお断りしてくれたそうなのです。
ブリーダーさんが健太の兄弟の「立ち耳」の子を薦めると「スコだったら、折れ 耳じゃないと話にならないんだよね。」とおっしゃったそうなのです。
結局、別なクリーム&ホワイトかの「折れ耳」に決めて「陸送してください。」 とのことで帰られたそうです。
「ふ〜ん。その人にとって猫を飼うことって、そんなものなのか.....」と考えて しまいました。 それになんだか「立ち耳」のスコを否定している発言じゃありませんか?!
その健太のブリーダーさんは、「雰囲気的にキャッテリーをやってる人じゃない かな...」と思ったそうです。
スコは「折れ耳」同士の交配では奇形が産まれる確率が増大します。
そこで、かならず「立ち耳」のスコか異種交配としてブリティッシュショートヘ アかアメリカンショートヘアとの交配が行われています。 ネットでの情報やサイトを見ると、スコの「立ち耳」は「折れ耳との交配の道具 」くらいにしか見られていないような感じがするのは私だけでしょうか??



◆◆◆◆ ネットでよいネコちゃんと出会う ◆◆◆◆


かわいいネコちゃんがほしいというなら、ネットで展開しているネコやさんはまめにチェックしておくことをお勧めします♪
もちろん、ブリーダーさんとかキャッテリーのHP上で「仔猫情報」をチェックするのも手ですね。
ただ、その場合は早目にお問い合わせしないとかわいくて健康なネコちゃんだとすぐに「決まりました!」ということになってしまいますね。
(というかネットのネコやさんで購入しても結局はブリーダーさんから直に購入することなんですよね^^)
ウチの場合は、今度やってくる樹里クンを含めて3ニャンともネットのネコやさんのサイトでの出会いでした。
3ニャンともとてもよいブリーダーさんでしたので、なんの心配もなくネコちゃんを迎えることができました。
(といっても樹里クンのお迎えははこれからなのですが....)
しかし、ネットのネコやさんに出されているブリーダーさん達がすべて「よいブリーダー」さんとは限りません。
私めも、掲載されているネコちゃんの写真をみて問い合わせしたところ「こ...これはっ!危ないっっ!!」という経験があります。
それと直接キャッテリーさんに問い合わせして見学させてもらい、信じられない惨澹たる光景を見て帰ってきたこともあります。
色々な経験を経てある程度はよいネコちゃん、よいブリーダーさんを見抜くノウハウは身に付いてきたと思います。
ここでお話することはあくまでも「ワタクシ的選択法」ですので「ふ〜ん。」くらいに受け止めてくだされば幸いです。
自分の感覚というか勘みたいなものも入っていますので....

1.一度に何匹ものネコちゃんをだされているところは避ける。
  
一腹くらいだったらいいんです。それ以上の数のネコちゃんを出されている場合はケージの中でそ  れこそ何十匹も繁殖していると思われる。
  基本的に私の場合は、檻の中で飼育されているということに抵抗を感じます。室内飼いが条件  なのです。


2.「トイレのしつけ済みにてお渡しします。」の説明は重要!
  
ケージ飼いの場合、大概はトイレのしつけはできないかな....という判断。

3.写真をよく見て....ネコちゃんだけじゃなく背景に気になるものが写っていませんか??


上記3点をチェックしてOKだったらお問い合わせしてみます。
以下は私が、問い合わせしてからのブリーダーさんとのやりとりで注意していることです。

1.返信メールに、ネコちゃんの値段や輸送方法だけの必要最小限のことしか書かれていない。
  事務的すぎる= 動物を大事に育てている人とは受け取れない....これもワタクシ的な判断ですが^^;
  大事に育てている仔猫をお渡しするのであれば、ネコちゃんの近況などが添えられていてもいいはず...と  私は思います  。

2.近影の画像を2、3枚送ってもらう。
  とてもいいブリーダーさんであればお問い合わせに対する返信メールで最近の画像を添付してくださって  いるはず...
  小羽の時はそうでした。こちらからお願いしなくても、3枚ほど画像を送ってくださいました。

  小羽のお婿さんを探していた時に、ネットでかわいいスコちゃんを見つけました。
  早速、お問い合わせをしてみたところ、画像が2枚送られてきました。
  ネットのサイトで見た写真と別なネコちゃんと勘違いするほどガリガリに痩せていました。
  そして目の周りが涙でビショビショ、とても健康なネコには見えません。
  もう一枚の写真の背景を見て、これは止めるべきだと判断しました。
  ペットショップのケージの中のネコというカンジ....周りは動物を飼うのにこれでいいのかというくらいの状態。
  他のネコたち全員で食べるのかというほどのフードの量....しかも仔猫が食べられる粒の大きさじゃないん   です。
  しかも、人間の手であげるのではなくてボタンを押すと出てくるようなそんな風に見えます。
  メールには「フードがまだうまく食べられません....今風邪をひいているので治ってからになります」と書いてありました。
  そのネコちゃんのほかにも気になる子がいたので問い合わせていたのですが、その子についても「体調が  悪いのです。もし購入されるのであれば治してからお渡しします。お安くします」とありました。
  そのキャッテリーのHPをじっくり見ると、「ブリーダーとしてのスコにたいするこだわり」みたいな文章が掲載されていました。
  どこかのサイトか本の受け売りで、文章的にも何が言いたいか私にはさっぱり分かりませんでした。
  その後メールで「知り合いの方から譲っていただけることになった」とお断りしました。
  今は動物売買の規制ができ、厳しくなってきたのでこのようなところが少なくなってほしいところです。






続く....よん

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